こちらは牡蠣。 牡蛎が意外にしっかりとした身質。 ひきしまった感じ。 上には海水のジュレというが優しい塩はよいバランス。 ワインは、2009 アリゴテ フィリップ・ロティと。 最初低めの温度で供され、かなりドライな印象だったが、温度とともに徐々にうまい樽の味わいがしみじみと。酒質も樽にまけずに、ブラインドでだされたらアリゴテとは私には到底判断できないもの。 このアリゴテとの温度感が料理を引き立て、アリゴテと一緒だとミネラルと旨味が後からふわっとでてくる。 一方食前酒のシャンパンの残りと一緒にいただくと牡蛎をよりふくよかなミルキーさを感じさせてくれる。 下にはセルフィーユの根のフランはなめらかで、強い主張しないのだが、全体をつなぐ接着剤に。 ピンクペッパーが牡蛎肝独特の風味を引き出してくれるのだが、私のにはちょっとピンクペッパー少なかったかも(笑) 優しい味わいで、えてしてピンボケになりそうなところをそこはきっちりとメリハリを生かして印象的な料理に。
by sinpsinpsinp
| 2013-03-19 22:16
| 外食
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